95歳へ
3月18日 最高気温13度 (最低気温-1度)晴れ
万座温泉へ行ったとき、ホテル読書室にあった本、
「95歳へ!幸福な晩年を築く33の技術 渡部 昇一著」がおもしろかった。
・95歳まで生きよう ・・90歳を超えると死を迎えることが怖くなくなる、皆眠るように死を迎えられるそうな、健康で90歳以上まで生きよう。
・理科系的生活から脱出しよう・・・定年までは理科系生活である。ニュートンの物理学より現代の物理学の方が優秀であるがそれは過去の学問の上への積み重ねでの進歩であり、現役生活は過去より優れた業績・実績・生活を目指す物理学的な生き方である。
・晩年には文科系の世界が向いている・・・定年後は文化系の生活を目指そう。源氏物語と現代文学の優劣を比較したところで意味は無く、読み手の感性が決める事であり比較できるものではない。定年後は自分だけの生き方を目指そう。
と言うような内容であったと理解した。
近くなった自分の定年後はどうするのか、もしもこのまま中国で暮らすのならどこで暮らしたいのか?
以前観光へ行ったことのある福建省「アモイ(厦門市)」がイイなと漠然と思っている。
冬季も暖かい、街も綺麗、海も近く長生きできそうな街、こんな街で下手な油絵でも書き、海釣りでもしながら暮らせたら良いだろう。
そんなことで土曜日からアモイへ出掛けた。
ネットでホテルを予約。五つ星「宝龍大酒店」を予約、朝食付きで598元。航空券販売所でアモイ行きの航空券を購入、6割引で片道950元。瀋陽から厦門高崎空港へは直行便はなく、行きは安微省合肥市経由で4時間強、帰りは浙江省杭州市経由で5時間弱の行程である。
アモイ空港に着いた、快晴、暖かいと言うより暑い!、3月でこの暑さである。
事前の予報では最高気温18度とあったが体感25度はあるイイね。
空港からタクシーへ乗車、瀋陽のような下らない値段交渉はいらない、メーター通りの料金でホテルまで送ってくれる。
ホテルはYunDang(竹冠+員、竹冠+当の簡体字)湖の島の中にあり、到着そこそこにホテル側の公園を散策。
公園は湖に沿って歩道が整備されており、芝生の緑が美しい。公園にはガジュマルの木が日陰を造っており南国の風情満点である。
この湖は外海とつながっており海の水が入り込むため魚釣りをしている御仁が多い。
歩道沿いに湖を渡るとマルコポーロホテル沿いにカフェが並んでいる。
快晴の午後、皆さんティータイムでくつろいでいる。私もその中に混じり冷えたビールを飲み茹でピーナッツをつまみにゆったりした時間を過ごす、こんな時間が過ごせるのもアモイの良いところである。
夕食後、以前に行ったことがある生バンドが入って酒が飲める地元のクラブ「True Love」で過ごす。
翌日はコロンス島へ、本島からフェリーバスで海上を5分も乗ればコロンス島に着く。
ここは戦前の疎開地で日本始め欧米の領事館、会社などが多くあったところで今も往事の建築物が残り異国情緒が残る美しい小島である。
建物の瓦は赤茶色で統一され島の45%が緑地だそう、何ともうらやましい環境の島である。
島内はガソリン車は入れず観光用の電気自動車が走り回っており、50元を払うと島内一周出来る。
台湾が近く、コロンス島からは台湾領の金門島が間近に見ることが出来る。
コロンス島を後にし、禾祥西路を散策、街路樹が赤・白の花を付けて居る。
アモイはコロンス島以外に特段の観光地は無いが、ゴミのない綺麗な街と点在する公園を散策し南国の雰囲気を味わうだけで十分に堪能できる街である。
夏季の暑さは経験していないがこの時期のアモイは定年後生活の地に最適だと再認識した。



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