河北省

2008年6月23日 (月)

長城の先端 - 山海関

6月21日(土)+25度 曇り

万里の長城の先端はどうなっているんだろうか?
万里の長城はここ遼寧省の隣、河北省の渤海を望む山海関(shan hai guan)に長城東側の先端があり、ここから延々と甘粛省まで続く。
20080620 山海関は鉄路で瀋陽から北京方向の途中にあり、新幹線を使えば片道2時間の所、ほぼ北京との中間に位置する。山海関は明王朝の領土を北からの攻撃から守る要塞として作られたところで、明代末期 清王朝の開祖ヌルハチが幾度となく攻めたがついに落ちなかった要塞として有名な「天下第一関」がある。日中戦争でも重要な争奪地となったようだ。

今回は日本人3人中国人1人の4人旅。往路は生憎良い時間の新幹線はなく朝7時瀋陽北駅発のT12空調快速硬座席(2等車)で向かった。3時間半の硬座車両は立ち席乗車の乗客が多く、トイレ、喫煙で席を離れ戻ると立ち席乗車の中国人がそ知らぬ顔で私の席に座ってリラックスしている。肩を叩けば直ぐに空けるが良い気はしない。

山海関駅に到着、第一目的地の長城の最東端の関所「山海関」は駅から徒歩で直ぐ、駅前のタクシー、旅行業者の執拗な勧誘を振り切り目的地へ到着。
20080622 20080627 20080621 「天下第一関」の入場料50元を払い入場、当然だがここも長城の一部であり城壁の内には城壁で囲まれた旧市街地が割りと良く保存されている。城壁の一部は崩れているが現在修復中のようだ。
旧市街地は鐘楼(時刻を知らせる鐘つき堂)を中央に配し四方に門を配した北京、西安などの旧市街地と似たつくりである。
天下第一関は実に堅牢な造りでこれならそうは簡単に敗れないだろうことは想像に難くない。ここを基点に山方向、海方向へ長城が続く。

見学を終え山側の長城へ向かった。窮屈な3輪オートタクシーに4人乗り込み五佛山森林公園の長城見学へ、3輪車は一人1元と非常に安い。
20080625 20080623 公園に着き入場料30元を払うとリフトで山の中腹へ運んでくれる。
長城は各地いろいろな表情(山肌風景と長城が織り成す)があり、ここの長城も大変に綺麗な長城であるが非常な急斜面に造られた長城で降りるのに大変な苦労をした。
長廊にも工夫が凝らされており、通路の半分が階段がなく滑りやすくしてあり、しばらく階段を下りると階段が無くなり滑るようになっている。これが交互に繰り返し続いている。
敵の侵略に備えまっすぐ進めないように工夫されている。

次に目的の「長城の先端」へ向かった、万里の長城最東端「老龍頭(lao long tou)である。
20080624 写真を見ていただければ解るように長城の最東端は海の中であり、長城は渤海の中で消えていた。
付近の浜辺は海水浴場になっており、有料の馬に乗ると浜辺を長城の先端近くまで連れて行ってくれるが、この乗馬も注意が必要で、馬子の言いなりにあっちこっちへ移動すると追加料金を請求される。

20080626 復路は秦皇島駅から新幹線で帰った。秦皇島は2200年前秦の始皇帝がこの地を訪れたことでこの名前が付いたらしい、ここの地元ビールは秦皇帝から取ったんでしょう「秦雪ビール」でした。

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